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寝たきりの不快

夜の9時過ぎ。

いつもなら、もう眠気でうとうとしているはずの母。

それが、今夜は違う。


顔つきが険しい。
口元が緊張に引き絞られている。
布団をめくったり、引っ張ったり、曲げたひざをトントンたたいたり、挙動が不穏。

「お母さん?」
声をかけても、返事をしない。
(いつもは、「んん~?」みたいな返事がある)

覗き込むと、目をあわさない、顔を背ける。
体をさわろうとすると、手を払いのける。
「あっちへ行って」というふうに、わたしの体を押しのけようとする。

「どうしたん? お母さん? どうしたん?」としつこく聞くと、
「怒ってるねん」と言う。

しばし考えるけれど、怒らせるようなことはしていないはず。

見ていると、パジャマの胸元に手を入れて、体をかいたり、首筋をかいたりしている。
パジャマがチクチクするのかも、と思った。

「他のパジャマに着替えようか?」

それから、体を拭いて、お尻を洗って、パジャマを着替えて、シーツも替えた。
原因がどこにあるのかはわからないけれど、きっと、どこか不快なところがあるんだと思ったから。

わたし自身も、寝苦しいときには、枕カバーを替えるだけでもすっきりすることがある。

不快が取り除かれたのかどうか、はっきり確認する方法はない。
でも、少し表情がやわらいで、眠そうな顔になってきたから、効果はあったのかな。


できうる限り、最高のコンディションでいさせてあげたいと思う。



テーマ : 介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

七草粥


きのうは、七草粥を作りました。
母にも、少し食べてもらう。
でも、あんまり食べたがらない。
ゼリーのほうがいいみたいです。


寝る前に、
「おやすみ、お母さん、おやすみ、おやすみなさい」
と、繰り返していると、首を振って、

「いや。言いたくない」
って…

そのせりふが言えるのなら、おやすみと言えそうなものなのに(笑)

テーマ : 介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

失語症

今朝、注入食のあいだ、母のベッドの横で、いつものように母の表情と仕草を観察してました。

鼻が痒くなったので鼻をこすると、母も鼻が痒くなったのか、鼻をこすりました。

母と娘が鼻をこすりながら顔を見合わせる…

ちょっとおかしかったので、
「ぷぷっ…」と吹き出しました。
母も、
あははは」と笑います。

「なによぉ~」
と言うと、
鼻かいてんねん
と言って、笑ってました。


こんなふうに、ぽつぽつと言葉が出るようになってきました。


入院中は、声も出せませんでした。

気管切開をしていたので、声を出そうとしても出ない。
それで言葉を発することをあきらめてしまったのではないかと言う気がします。
そのあと、切開の傷がふさがっても、話そうとする様子は見せませんでした。


言葉が出始めたのは、自宅へ帰ってからです。

いまも母がしゃべるのは、自室でくつろいでいて、母を緊張させる人がそばにいないとき。

リラックスが大切かな。

テーマ : 介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

介護の記録表

ブログ、放置気味になってしまってる(汗)

母のおしゃべり、今まではとっさに口から言葉がこぼれる感じだったのが、最近では考えながら言葉を探すようになってきた。
気持ちを伝えたいという思いが出てきたのかな。

退院して自宅介護が始まってから、ずっと記録をつけてる。

バイタルとか、排便排尿の状態、オムツ交換、生活リズムが見渡せるように。

こんな感じの表を作って、母の部屋においておき、鉛筆で記入。

記録例

最近は、朝の目覚めに、レモン味の炭酸ジュースを飲む母。
口腔ケア用のスポンジに染ませて吸う。
最初はお茶を使っていたけれど、おいしく感じないのか、口をあけてくれない。
レモンジュースに変えたら、食いつきがよくなったので、以来、レモン味の炭酸ジュース。
グレープ味は、いまひとつお気に召さない様子。

テーマ : 在宅介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

母の笑い声


母の部屋では、一日中、時代劇番組が流れている。
CATV時代劇専門チャンネル。

夕方の注入食の準備をする時間帯に、今は『豊臣秀吉天下をとる』をやっている。

きのうは、本能寺の変だったので、思わず見入ってしまう。
母を車椅子からベッドに移して、すりすりと体をマッサージしながらテレビを観る。

中村勘三郎さんバージョンの秀吉は、笑いが散りばめられていてとても楽しい。

信長の無念を晴らすべしと京へとって帰ろうとする秀吉の前に、変な尼さんがやってきて不吉を予言する。
それを一蹴する秀吉に頭巾をはがれて、尼さんの丸めた頭がつるりと出てくると、
「わっはははは~」と、母が大笑いをする。

母の笑い声を聞いて、わたしもにまにまと笑う。

自分で動いて楽しみを作れなくなった母にも、こうして笑いを与えてくれるテレビや役者さんたちに、心からありがとうと思う。

テレビ

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プロフィール

momoka

Author:momoka
病院勤務の介護職員 

母の介護のに専念するため
いまは休職中です

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